長時間ワイヤレスイヤホンを使用して、耳が痒い、湿っぽいわけ

健康・予防

ワイヤレスイヤホン付け、ゲームや動画を見続けてたら、痒い、少し湿っぽい、そして耳をいじる、更に痒い綿棒でゴシゴシ掻く、と言う状態が続け半年が過ぎました。

ヤバイ と思い色々調べてました。悪長時間の視聴は避けるようにしたらいくらか痒みはうすらぎ、現在に至ります。放っといたらとんでもないことになるので、簡単ですがブログにまとめました。



ワイヤレスイヤホンの蒸れについて

イヤホンの使用時間が約3人に1人の割合で、1時間半以上使用していることが浮き彫りとなりゲーム、リモート、ネット配信の視聴で約4割以上の方が長時間使用していることになります。

ワイヤレスイヤホンの蒸れる原因

1⃣イヤホンが密着しすぎているため、通気性が悪くなっている。

2⃣耳の形に合っていないため、空気が流れが悪い。

3⃣汚れているため、雑菌が繁殖している可能性が高い。

4⃣耳垢が詰まっている。

以上のように、蒸れる原因には、イヤホンの密着や形状、汚れや耳垢の詰まりなどが考えられ、定期的に掃除や、通気性の良いイヤホンの使用などが、蒸れを防ぐ事につながります。

 

イヤホンの蒸れを防ぐための対策は

イヤホンにはカナル型インナー型に2種類があります。

カナル型は外れにくく、密閉性が高いので音漏れが少ない、周囲の音を遮断しやすいのが魅力です。 屋外で音漏れを気にせず使用したい方に適しています。

インナー型は耳の入り口に本体を引っ掛けるつけ方です。耳を密閉せずに装着できるため、装着感が軽いのが特徴です。

したがって、耳に密着しすぎず、通気性の良いインナー型のイヤホンを選択されて方がいいと思います。

長時間(1時間半以上)の視聴は避け、5~6分イヤホンを外すことによって蒸れや耳の異物感から解放して下さい。

どうしても痒み、赤くただれが生じたら医療用のシリコンピースを購入し使用してみることをお勧めします。

ほっとくと外耳道の炎症



 

外耳炎とは、耳の外側にある耳介じかい耳道じどう皮膚が傷つき、細菌やカビが感染することで起こる炎症のことを指します。

外耳炎の主な症状は、耳の痛み、かゆみ、耳閉感、難聴、耳鳴り、耳垂れ、発熱・などがあります。

外耳炎の原因は、イヤホンの装着によって耳の中が蒸れ、湿度が上昇することで外耳道の皮膚が傷つき、細菌感染や炎症が起こる可能性があげられます。

外耳炎が進行し悪化したら

悪化すれば、強い耳の痛みや聞こえづらさ(難聴)頭痛など、実生活に大いな影響が生じます。

強い痛み:耳を引っ張ったり、押したりすると痛みがあります。

耳だれ:白または黄色の膿(分泌物)が出ます。

難聴 :聞こえづらくなる

カビの繁殖外耳道がいじどうや鼓膜まわりにカビが繫殖します。

耳にカビが生えると

「耳の中にカビがはえる」というと、ちょっとびっくりしますが、耳鼻咽喉科では珍しくない病気だそうです。

カビの感染と言えば「水虫」がよく知られていますが、耳の中でも同様の感染が起こり根気よく治療しないと治らないようです。

更に悪化するとより皮膚の深い部分までカビが浸潤している「深在性」しんざいせいとなり、強い痛みを引き起こすことがあります。

深在性しんざいせいとは肺、肝臓、腎臓、脳など、体の深部に入り込んで感染を起こすような状態となります。

外耳道真菌まきん症(深在性)はカビが原因で、治療には長期間 (1ヶ月~数ヶ月)の通院が必要になります。厄介なのは症状が治まったとしても短期間で再発する場合が多いみたいで、真菌症(カビ)の治療には根気がいります。こまめに耳鼻咽喉科に通い、治療し続けないとならないと言われております。

まとめ

イヤホンを長時間付けて耳の中が蒸れてしまい「な~に大したことない」とほっとくとどんどん悪化して、うみでただれ耳の中が湿気と高温で「カビ」が発生しととんでもない事態になります。また、日常生活や仕事に大きく支障きたし、初期段階で適切な処置、治療を施すことによって防ぐことができます。