日本人の高血圧患者は増加の一途で、2017年(平成29年度)は993万人でしたが、僅か5年後には500万人増え、1,503万人となり、もうヤバイとしか言いようがありません。
そもそも高血圧の原因は、塩分と摂り過ぎで、西より東(東北地方)方が多いと言われており
漬け物やみそ汁などを好んで消費しているかと言われております。
そこで今回は一番売れている塩分控えめのキッコーマン醬油と、無添加醬油の塩ぬき屋の醬油をご紹介します。
減塩醬油は塩分以外もカット
減塩醤油は、当たり前ですが通常の醤油よりも塩分が少なく、血圧の高い人や糖尿病予備軍の方の為に減塩食を必要とする人向けに開発された醤油です。
しかも通常の醤油に比べて、約50%から70%の塩分が削減されており、【たんぱく質】【リン】【カリウム】も減らして作られています。
えー
何故、たんぱく質やリン、カリウムを減らしているのか?
腎機能が悪いと・・・・。
カリウムを摂りすぎると、手指や唇のしびれ、全身がだるい、不整脈などの症状で心筋梗塞になり心臓が止まってしまう要因にもなります。
リンとは・・・・。
腎臓の機能が低下するとリンを尿と一緒に排泄することが難しくなり、徐々に体内に溜まって高リン血症を引き起こします。高リン血症は非常に厄介で心筋梗塞や狭心症、脳卒中、などの心血管病の発症を引き起こします。
と言うわけで、だだ塩分をカットだけじゃなく、減塩しょうゆは作れております。
カリウムの多い食品 | カリウムの多い果物 | カリウムの多い野菜 |
昆布 | バナナ | パセリ |
わかめ | キウイフルーツ | ほうれん草 |
ひじき | アボカド | ブロッコリー |
干柿 | かぼちゃ |
リンは、魚介類、穀類、卵類、乳類、豆類などに多く含まれています、また逆にリンを減らす食品はきのこ類や海藻類といった低たんぱくの食材はリンが少なめです。
減塩醬油のデメリットとは
売れているキッコーマン味わいリッチ減塩醬油
減塩ということで、味が物足りないとか、薄味とか感思ってみたが、意外全くそんなことなく、しっかり濃い醤油の味でした。と言う評判が多いです♪
商品の内容ですが、旨味、まろやかや鮮度を保つ為の工夫がされております。
原材料名 | 脱脂加工大豆(アメリカ産、もしくはカナダ産5%未満)を使用 |
脱脂加工大豆とは、大豆から脂肪分を取り除いた低脂肪の加工食品で、タンパク質を多く含んでおり、醤油や味噌、豆腐などの原料として使われています、丸大豆(国産)よりもタンパク質が多く、水を吸いやすく分解されやすい特徴があります。 | |
小麦 | 外国産(アメリカ産、カナダ産が一般的に輸入先です) |
食塩 | 外国産(メキシコ産、オーストラリア産二か国で73.5%の輸入です) |
醸造酢 | 米、麦、コーン等の穀類、果実、野菜、さとうきび、はちみつ、アルコール等を原料として、これを酢酸発酵させて製造したものです |
酸味料 | 塩分の含有量を低く調整しているため、通常の醤油よりも塩味が控えめでそのため、酸味料を加えることで、塩味の代替として鮮やかな味わいを提供します。 |
アルコール | 風味の向上や食品の保存性を高める目的で微量のアルコールが添加される場合があります。アルコールは抗菌効果もあるため、醤油の品質を保つ役割を果たすことがあります。 |
容量 | 450ml |
他:みりん/ビタミンB1など使用しています。
勿論、値段も一般的な醤油と比べて大差なく人気の要因かと思います。
無添加で売れている減塩醬油
お値が張りますが 【塩ぬき屋】 極 だし醤油は減塩50%、カリュウム、リンは60%カットで高血圧、糖尿予備軍にとって最高の商品と思えます。
原材料名 | しょうゆ(国内製造)、還元水飴、水飴、米発酵調味料、砂糖、食塩、かつおエキス調味料、醸造酢、かつお節だし、たん白加水電解物、酵母エキス、かつお節エキス、昆布エキス/アルコール、(一部に小麦・大豆を含む |
内容量 | 300ml |
まとめ
減塩しょうゆは、塩分制限の方にとっては欠かせないしょう油です。今回紹介した商品は
価格差が2倍~3倍の違いありますが、将来何年も使えざる得ないとしたら、値は張るが【塩ぬき屋】の無添加しょう油がいいかと思います。