食べても飽きないカップラーメン 「富山のブラックラーメン」「大船渡の黒船ラーメン」

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カップラーメンで食べても食べても全く飽きがこない「富山のブラックラーメン」と「大船渡の黒船ラーメン」をご紹介します。

富山県富山市

富山県、富山市は県庁所在地で、人口数は40.9万でそこそこの人口数です、水田率や種もみの流通量も日本一でお米は、「コシヒカリ」「てんたかく」「てんこもり」「富富富」などが生産されおり、 水田裏作として、チューリップ球根の生産が活発で国内有数の産地となっております。

あとは、市内に市電が走っており、同じ日本海側(秋田県と比較して)で随分発展いている市だと感じました。​​

▲富山市 ▲市電

富山県内での元祖、あるいは発祥地のブラックラーメンは、「大喜だいき」で市内で本店を含め4店舗展開しており、以前本店に昼時に行った時はお客様で混んでおり、麺は塩辛く中々食べれたもんですが、地元の人は、気にもせず食べていたのが印象的でした。

ここ数年、富山市まで行くことがめったにないので、カップ麺で「大喜」がスパーで発見し時々購入して「富山のブラックラーメン」を食べるようになりました。

富山のブラックラーメン大喜

創業が昭和22年、終戦から2年足らずで日本は貧困のどん底、食料難でもありました。

そのころの労働者はどか弁(アルミ箱弁当で梅干し1ヶ)やおにぎりを持ったきた作業員に、店主の考えで味付けの濃いチャーシューと塩分補給と為、食べるおかずの中華そばと言われているのが始まりです。

ブラックラーメンの一番の特徴である黒いスープは、醤油ベースで作られており、この醤油を煮詰めてタレと鶏ガラのスープと合わせているため、ブラックラーメンは黒くて濃いスープになっています。

確かにお店に行った時は、もう塩辛くてラーメンだけでは食べれないと思い、辺りを見渡すと地元の人達ははライスも一緒に頼んで食べていました。

「そうなんだぁ」と思ったことがありました。

カップのブラックラーメンは忠実にその味に沿って作られており、つゆが塩辛い、ブラックペパーがしっかりと入っており「大喜のブラックラーメン」と同じように作られていました。

岩手県大船渡市

大船渡市は、岩手県南部の太平洋沿岸地域に所在する都市で、隣県では北は青森県の八戸市南は宮城県の気仙沼市となり太平洋側で人口数は35,400人で、主な産業は水産業で世界三大漁場ともいわれる「三陸漁場」となっております。

東日本大震災(2012年3月)の際は、津波が襲いかかり、死者行方不明者145名と甚大な被害に被った過去があります。

三陸漁場では、サンマ、サケ、イサダなど四季折々の 水産物が水揚げされ、さんまの漁獲量は本州一となったおります。

▲大船渡市役所 ▲大船渡海岸

そこで、今回ご紹介します「大船渡 秋刀魚だし 黒船ラーメン」のとなります。

大船渡の黒船ラーメン

デビューは2020年2月に「大船渡黒船ラーメン」全国に発売となりました。

お店は2002年に創業した大船渡を代表する有名ラーメン店「黒船」です。

看板メニューの “秋刀魚だしラーメン” で店主は岩瀬龍三氏が丹精に込め、こだわり続けて創り上げたラーメンとのことです。

麺は国産の岩手県産小麦粉を使用し、全粒粉を練り込んだ自家製麺で、歯応えがいいし、食材も地元の素材を使用し、秋刀魚だしは、何とも言えない黄金色のスープ色で全く魚臭さが無くわずかに甘味、旨味を感じます。

店はチョット郊外に構え、駐車場約10台程度(詰めて駐車するともっとかな)停めることが出来ます。

店の入口に自販機が置かれ券を購入となります、店内はロック調のレイアウトで、年配者には「あれれ場違いか」と感じますが創業から20年以上たっておりビンテージ感が漂って少し安心し落着きました。

カップ麺は「大船渡の黒船ラーメン」は、さんま出汁の醬油味で、魚臭くなくあっさり系で飽きがないくて何度かリピートし食べてます。

地元(大船渡市)のスーパーで当然のように販売されておりますが、他県での購入は厳しいかと思われます、まず大手のスーパー(イオン、マックスバリュー)は探しましたが、意外と地元密着型のスーパーなら置いている所もあります。

まとめ

インスタトラーメンの生みの親は、安藤百福あんどうももふくで、冬の寒い夜の日に、戦後闇市で人々が行列を作って長時間じっと待っている姿を見かけ、その先にあったのは1軒のラーメン屋台、温かいラーメンを食べる人々に幸せそうな笑顔を見た経験が、のちに大発明を生み出したきっかけになったそうです。それは「日清食品のチキンラーメン」です。

あれから70年歳月が流れ、今やラーメン市場は日本だけにとどまらず、全世界に販売し国内だけでも年間1,000億円を超える巨大な市場となりました。